大切なきみへ



…は?


ひざの下ところに巻いてる包帯…




いつもは靴下とかジャージで見えなかったけど





「足、どうかしたの」




すると明らかに彼女は同様し始めた



「こ、こけたの!」



すぐ目をそらす


…これは嘘をつくときのくせだ。




「嘘」



「違うよ?ほんとにこけたの」




…絶対なにかあったな




「なんで包帯?」



「…痣がまだ残ってるから、隠したくて」








「…なんかあったんなら言いなよー」





「…うん」




そう言った久下は涙目だった



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