大切なきみへ
「ねえ三浦くんって緊張するの!?」
急に話飛ぶね
「するよー」
「あ、それしない顔だ」
失礼なやつ
「久下しなさそうだけど?」
「するよ?もう試合とかすっごい!」
そういえば前の試合では手がちょっと震えてたっけ
「久下が緊張してどうすんの」
「あ〜お兄さん笑ってますね!?
もうねなんで?え?なんでだろう、」
「何言ってるか分かりませんー」
とにこっと笑うと、もう〜と少し怒っている
「で、明日はどっち応援してるの?」
「もちろんこっち!」
「へぇ〜じゃあ蓮より俺を応援してるわけだ」
かなり嬉しい
「うーん?マネージャーだからね!」
少しキョトンとしたあとドヤ顔をする
久下らしーと思って笑うと
「がんばってね、絶対勝とう」