大切なきみへ






「おはよ」


あ!


「三浦くん!」


三浦くんが家に来てくれた




「ほら行きますよー」

びっくりしてるわたしにちょっと呆れて笑う


「はーい」



「ちょっと髪のびたじゃん」


「でしょ!?のばしてるの!」


少し肩につくくらいの長さになった


「三浦くんも伸びたね〜」


「一昨日切ったんだけどね」


え!うそ!

「あっほんとだ長くなってる〜」


「話聞いてた?」


ちがう、まちがえた

「いまのミス!短くなったね」


適当だなって笑ってる三浦くんにつられて笑った


短くなったのはわかるんだよ?ほんとに!言われたら!




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