大切なきみへ



「蓮と別れたの?」



「…なんで知ってるの?」



バスに乗ろうとしてる手を掴んで止めた


とまどい、動揺が顔にでている









「今日学校さぼろーか」



「え!?」


手をひいて公園まで走った












「ごめん、大丈夫?」



「だいじょうぶ」



2人分の連絡を学校にしている間に久下の息は整っていた



「何があったのか話してほしいんだけど」



こくっと頷いたけど話しにくいのか黙ったままベンチに座った






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