大切なきみへ


「ふーん?」 



奏の声が聞こえてそれに対抗する、花華の声が聞こえた




…仲良いよな、この2人





「あ、蓮~!!

…どうしたの?」



…っ。もう可愛い



「花華に会いたくなって来た」




ニコニコと見上げてきた花華の腕を引っ張って

後ろから抱きしめた。



…きっとどこかで奏に見せつけたかったんだろう

「れ、蓮!?」




きゃあぁー


教室中が騒いだ


…いや自分でやっといて恥ずかしいな


「…ごめん。」


「…なっ、えっうっ」



…花華、テンパってんな

何しても可愛い






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