大切なきみへ
きみのいない毎日


(花華side)



「はーなっ、おはよ~!


三浦くんと仲良く遅刻ー??」




「あ、おはよ~!」



私の席に、百合や桃、そしてのんちゃんが集まってきた



のんちゃんは、

小川 のどか(オガワ ノドカ)


吹奏楽部で、フルートを吹いてるらしい。



百合が可愛らしいピンクで、

桃が落ちついた、水色だとしたら、

大人っぽいのんちゃんは黒が似合うかなぁ。




「…花華、何考えてんの?」




「イメージカラー」



「もー、花、何それ~」

「さすが花華」

「そこどや顔するとこ?」



上から順に、

爆笑している百合。
くすっと笑いながら褒めてくれる桃。
笑顔で突っ込んでくるのんちゃん。


のんちゃんも、つっこんどきながら、最後には笑ってしまう



「あ、でもさぁ、花華のイメージカラーって白か水色か黄緑でしょ~」



…私はそんなに爽やかなの?



でも、百合の言葉に、のんちゃんや桃も賛同した






「百合、何見てるの?」


桃の言葉に、3人とも百合を見る




「…ないしょ」




「あ、分かった、翔くんでしょ」




「も~、のんちゃんのばか」



そう、百合は野球部の…、誰だっけ?

が好きだと思う


クラスでは三浦くんと麻倉くんと仲良しな人。



麻倉伶(アサクラ レイ)くんは部活もバスケ部だし、クラスも一緒だしで三浦くんと仲良し。

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