大切なきみへ
「だからy = x +…。」
う、眠い…
数Ⅰがもう暗号化してる
いつのまにか、私の意識はなかった
「花華、花華!
そろそろ起きたら?」
「…ん。」
そうか、そろそろ起きないと!
…!?
みんなお弁当をひらけてる気がする
「ね、ねえ今何時間目…?」
「今からご飯だよ~」
嘘でしょ?
…私が寝たのは一時間目
ってことは、すごい寝たね!?
「なに百面相してるの?
…ほら、食べよ」
「はーい」
なんだか今日は災難が続く日らしい
このあとも終わることはなかった。