恋魂〜koitama〜
…prologue…
イモムシを食べた。
思っていたより美味しかった。
イナゴの佃煮
蜂の子
タランチュラの素揚げ
昆虫食は、世界中にありふれている。
少し暑い国に行けば
すぐに出会える昆虫食。
嗚呼、外国に行きたい。
言葉も通じず、誰も私のことを知らない、
そんな遠い国へ。
他に食べるものがあるのに
何故昆虫を食べるのだろう?
わざわざ、あえて、昆虫を。
飢餓に苦しむ国の実状を、私は知らない。
虫はただただ殺すもの。
そんな情も何もない
悲しい倫理を振りかざす発展国の、
そのちょうど真ん中に
私は生きている。
思っていたより美味しかった。
イナゴの佃煮
蜂の子
タランチュラの素揚げ
昆虫食は、世界中にありふれている。
少し暑い国に行けば
すぐに出会える昆虫食。
嗚呼、外国に行きたい。
言葉も通じず、誰も私のことを知らない、
そんな遠い国へ。
他に食べるものがあるのに
何故昆虫を食べるのだろう?
わざわざ、あえて、昆虫を。
飢餓に苦しむ国の実状を、私は知らない。
虫はただただ殺すもの。
そんな情も何もない
悲しい倫理を振りかざす発展国の、
そのちょうど真ん中に
私は生きている。