シンデレラは恋に臆病
仕事は認めてもらってるけど、女としては私は対象外だろうし。
好きな女性のタイプなんて聞いたことないけど、きっと清楚でおしとやかなお嬢様タイプがいいんだろうな。
最初はアイドルに憧れるような感じだったけど、今は違う。
伊達さんに触れたい……もっと側にいたいって欲が出てきて……。
平静を装うのに苦労する。
チラリとホワイトボードを見れば、一番上の伊達さんの欄は十九時戻りになっている。
「今は六時半過ぎだから……もう帰らないと」
伊達さんに会っちゃう。
部品の在庫のチェックを終らせ自席に戻り、慌ただしく机の上を片付けていると、コツン、コツンと聞きなれた靴音が聞こえてきた。
……嘘、もう帰ってきた。
好きな女性のタイプなんて聞いたことないけど、きっと清楚でおしとやかなお嬢様タイプがいいんだろうな。
最初はアイドルに憧れるような感じだったけど、今は違う。
伊達さんに触れたい……もっと側にいたいって欲が出てきて……。
平静を装うのに苦労する。
チラリとホワイトボードを見れば、一番上の伊達さんの欄は十九時戻りになっている。
「今は六時半過ぎだから……もう帰らないと」
伊達さんに会っちゃう。
部品の在庫のチェックを終らせ自席に戻り、慌ただしく机の上を片付けていると、コツン、コツンと聞きなれた靴音が聞こえてきた。
……嘘、もう帰ってきた。