あの夏に僕がここへ来た理由



私はどうすればいいのだろう・・・

こんなにも海人のことが気になるなんて・・・
愛してる?

きっと、愛してる。
ううん、絶対に、愛してる・・・


今日のひまわりは、ただのヒステリーだった。
勝手に怒ったり、涙ぐんだり・・・
ひまわりは自分の部屋に閉じこもっても、この切ない思いからは逃れることはできない。
窓を開けて外の空気を入れ込み、ベッドに腰掛けてため息をついた。


すると、ドアをノックする音が聞こえた。


「ひまわりさん、大丈夫ですか?

具合が悪いかと思って、麦茶を持ってきたんだけど・・・」


海人は、ひまわりのことを心配していた。
ひまわりはドアを開けて、海人から麦茶を受け取った。


麦茶を渡した海人は開けたドアに寄りかかり、ひまわりの様子をずっと見ていた。















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