初恋の彼が、割と重度のフェチ持ちでした
「じゃあ喫茶店で待ってるね」
「うん。じゃあこれ」
柊ちゃんはそう言って私に千円札をくれた。
喫茶店で待ってると、しばらくしたころ柊ちゃんがやってきてくれた。
「ごめんな。思ったより結構長くなっちゃって」
「ううん。本読んで時間つぶしてたから平気だよ」
「本なんて持ってきてた?」
「携帯で読んでた」
「ああなるほど。じゃ、帰るか」
「柊ちゃんはなにも飲まなくて大丈夫?」
「家帰ったら飲むよ」
じゃあ家に着いたら柊ちゃんに温かいお茶をいれてあげよう、なんて思いながら、私は柊ちゃんといっしょに柊ちゃんの家へと戻った。
「柊ちゃん、お茶いれるから座って待ってて」
「あー、悪いな。今日は振り回しちゃったのにそんなことまでしてもらって。じゃ、お言葉に甘えて」
私がお茶の用意をしている間、柊ちゃんは部屋のテーブルになにかを広げて、それを真剣に見つめていた。
「あ、それ今日の写真?」
お茶をいれたカップを持って柊ちゃんのとなりに行くと、それはさっき撮ってもらった写真だってわかった。
「うん。カタログに使うデータはさっきスタジオで確認してきたけど、それ以外に何枚かもらってきた」
「そっか。あ、カップどこに置こう」
「ああ、もらうよ。ありがとう」
柊ちゃんにカップを渡すと、私も彼のとなりに腰をおろし、その写真を見つめる。
「自分の足の写真見るのってなんか不思議な感じ」
「うん。じゃあこれ」
柊ちゃんはそう言って私に千円札をくれた。
喫茶店で待ってると、しばらくしたころ柊ちゃんがやってきてくれた。
「ごめんな。思ったより結構長くなっちゃって」
「ううん。本読んで時間つぶしてたから平気だよ」
「本なんて持ってきてた?」
「携帯で読んでた」
「ああなるほど。じゃ、帰るか」
「柊ちゃんはなにも飲まなくて大丈夫?」
「家帰ったら飲むよ」
じゃあ家に着いたら柊ちゃんに温かいお茶をいれてあげよう、なんて思いながら、私は柊ちゃんといっしょに柊ちゃんの家へと戻った。
「柊ちゃん、お茶いれるから座って待ってて」
「あー、悪いな。今日は振り回しちゃったのにそんなことまでしてもらって。じゃ、お言葉に甘えて」
私がお茶の用意をしている間、柊ちゃんは部屋のテーブルになにかを広げて、それを真剣に見つめていた。
「あ、それ今日の写真?」
お茶をいれたカップを持って柊ちゃんのとなりに行くと、それはさっき撮ってもらった写真だってわかった。
「うん。カタログに使うデータはさっきスタジオで確認してきたけど、それ以外に何枚かもらってきた」
「そっか。あ、カップどこに置こう」
「ああ、もらうよ。ありがとう」
柊ちゃんにカップを渡すと、私も彼のとなりに腰をおろし、その写真を見つめる。
「自分の足の写真見るのってなんか不思議な感じ」