初恋の彼が、割と重度のフェチ持ちでした
「今まで付き合ってきた女の人、みんな足がキレイな人で。なんていうか、まず足から好きになるんだよ。そんで、その足をずっと見てると、すごい触れたくなってどうしようもなくなって、今みたいなことしちゃって」
……重度の足フェチ。いまいちぴんとこないけど、なるほど、とも思った。昨日キスした時、やたら足だけ触ってくるな、とも思ったし。
「とくに白くて細くて長い足が好きで。なずなの足は今までで一番の好みで」
「あ、ありがとう……?」
「あっ、でも、なずなのことは足で好きになったわけじゃない! 小学生の時はもちろん、昨日も違うんだ! 昔と変わらないなずなを見て、また好きになって、それで付き合いたいと思った。それは信じてほしい」
うん、居酒屋でとなりの席で話した時は柊ちゃんはまだ私の身長には気づいていなかった。足も柊ちゃんの方には向けていなかった。だけどきっと、あの時にはすでに柊ちゃんは私のことを気にしてくれていたと思う。だから、それは信じられる。ていうか。
「もし足がきっかけだったとしても、気にしないよ」
「え?」
「足だけに興味があって私と会話はしてくれない、とかだとさすがに困るけど、私のコンプレックスのこの足、柊ちゃんが好きだって言ってくれるなら、なんだか自信も持てるし……」
「なずな……」
「話してくれてありがとうね。私は気にしないから、隠さなくていいよ」
……重度の足フェチ。いまいちぴんとこないけど、なるほど、とも思った。昨日キスした時、やたら足だけ触ってくるな、とも思ったし。
「とくに白くて細くて長い足が好きで。なずなの足は今までで一番の好みで」
「あ、ありがとう……?」
「あっ、でも、なずなのことは足で好きになったわけじゃない! 小学生の時はもちろん、昨日も違うんだ! 昔と変わらないなずなを見て、また好きになって、それで付き合いたいと思った。それは信じてほしい」
うん、居酒屋でとなりの席で話した時は柊ちゃんはまだ私の身長には気づいていなかった。足も柊ちゃんの方には向けていなかった。だけどきっと、あの時にはすでに柊ちゃんは私のことを気にしてくれていたと思う。だから、それは信じられる。ていうか。
「もし足がきっかけだったとしても、気にしないよ」
「え?」
「足だけに興味があって私と会話はしてくれない、とかだとさすがに困るけど、私のコンプレックスのこの足、柊ちゃんが好きだって言ってくれるなら、なんだか自信も持てるし……」
「なずな……」
「話してくれてありがとうね。私は気にしないから、隠さなくていいよ」