ズボラ女が恋する瞬間
「だから、みんなで」


なんで、このメンツでご飯食べるのよ。

全然、意味がわからないんだけど・・・

新井も居る手前、あからさまに嫌とは言えない。

そうこうしているうちに、何故か4人でご飯を食べる羽目になった。

なんであたし、ここに居るんだろう。

そんなことを思いながら、頼んだ料理に手を付ける。

美味しいはずの料理が、こうも楽しめないとは・・・


「泉さん。色々、大変だったみたいだね」

「まぁ」


こいつら2人、新井にどこまで話しているのだろう?


「何か困ったことがあったら、三浦に相談しなよ」


なんで、そこで三浦なの?

新井の言葉に、曖昧な返事を返す。


「こう見えて、コイツ意外と頼もしいから」


それは、今日のでよくわかって居るが・・・

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