ズボラ女が恋する瞬間
『もしもし?』
「美緒~、今どこ?」
『家だけど?』
「行っても良い?」
『どうしたのよ。弱々しい声なんか出して。仕方ないから来れば、うちに。その代わり、適当に何か買って来て』
わかった。と了承し、近くのコンビニでアルコールやつまみなどを買い、美緒の部屋へと向かった。
「いらっしゃい」
美緒に出迎えられ、玄関を入るなり愚痴が始まる。
「聞いてよ!三浦の奴、人のこと待ち伏せして、わざわざ人の仕事を侮辱しに来たんだよ?有り得る?」
「出張から帰って来て、あかりに会いに行ったんだ。大翔」
「出張に行ってたことすら、知らなかったけど」
「知らなかったの?」
「知らないよ。でも、楽な出張だったのはわかった。出張から疲れて帰って来た人なら、わざわざ文句を言う為に人のことを待ち伏せなんてしないだろうし」
「美緒~、今どこ?」
『家だけど?』
「行っても良い?」
『どうしたのよ。弱々しい声なんか出して。仕方ないから来れば、うちに。その代わり、適当に何か買って来て』
わかった。と了承し、近くのコンビニでアルコールやつまみなどを買い、美緒の部屋へと向かった。
「いらっしゃい」
美緒に出迎えられ、玄関を入るなり愚痴が始まる。
「聞いてよ!三浦の奴、人のこと待ち伏せして、わざわざ人の仕事を侮辱しに来たんだよ?有り得る?」
「出張から帰って来て、あかりに会いに行ったんだ。大翔」
「出張に行ってたことすら、知らなかったけど」
「知らなかったの?」
「知らないよ。でも、楽な出張だったのはわかった。出張から疲れて帰って来た人なら、わざわざ文句を言う為に人のことを待ち伏せなんてしないだろうし」