ズボラ女が恋する瞬間
不思議に思ったが、ドアを開けると三浦が居た。

そして、さも当たり前のように部屋へと上がる。


「何しに来たんですか」

「さぁ」


さぁ、って何?

質問の答えになってませんけど?!


「飯食った?」

「まだですけど」

「腹減った。何か、食いに行かねぇ?」


晩御飯の準備なんてしていないし、適当にお弁当を買いに行こうかとも思ってたから良いんだけど・・・


「わざわざ、ご飯誘う為に来たんですか?」

「かもな」

「もし食べてたら、どうするつもりだったんですか?」

「さぁ。その時考える」


その時って・・・

連絡先も知ってるんだから、連絡すればいいのに。


「計画性無いんですね」

「お前の口からは、文句しかねぇな」


嫌なら、文句を言われるようなことをしなければ良いでしょ!

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