ズボラ女が恋する瞬間
「どうせ、食ってねぇんだろ?行けば良いだろ、お前も」


誰が、三浦となんか!!


「結構です!1人で食べます」

「手が掛かる奴」

「そう思うなら、放って置いてください」


構って欲しいなんて、こちらは一言も言っていない。

むしろ、サッサッと帰れ!


「お前、明日から休みだろ」

「そうですけど」

「うちに来れば」


・・・なんで?!

全然意味がわからない。

なぜ、どうして、あたしが三浦の家に行かなきゃイケない?


「あの、意味がわからないんですけど」

「そのままの意味だけど」


だから、こっちはその意味がわからないんだってば!!


「バカだな」


その言葉、そのままお返しします。

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