小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
チカはまだ小学2年生だった。
年は8才違い。
一緒に遊ぶにも何をしたらいいのかわかんないし話す内容も特になかった。
それでもチカは幼稚園の頃、
よく私の後ろについて回ったっけ。
「ナ〜ちゃんあそぼっ!」
ニコニコしながらそう言って。
──部屋のドアを閉めるとケータイを手に取った。
未読メール1件。
【11時に家に来てね】
マユからのメール。
そっか。
今日マユの家に泊まる約束だっけ。
なんだかダルくてそのまま化粧もせずマユの家に向かった。
年は8才違い。
一緒に遊ぶにも何をしたらいいのかわかんないし話す内容も特になかった。
それでもチカは幼稚園の頃、
よく私の後ろについて回ったっけ。
「ナ〜ちゃんあそぼっ!」
ニコニコしながらそう言って。
──部屋のドアを閉めるとケータイを手に取った。
未読メール1件。
【11時に家に来てね】
マユからのメール。
そっか。
今日マユの家に泊まる約束だっけ。
なんだかダルくてそのまま化粧もせずマユの家に向かった。