小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
う‥ん‥‥。
小鳥のさえずりとカーテンから洩れる光で目を覚ます。
朝が来た。
ハルトに想いを送り、
少しだけ心が軽くなって眠りについたけれど‥やっぱり寝不足‥。
今日は月曜日。
学校に行かなきゃ。
きっとマユもヤヨも心配してるよね。
重い体をのんびりと起こすと無意識に携帯に手がのびる。
メール‥
届いてるかな‥?
とたんに胸がざわめきだす。
《新着メール 1件》
どくん───。
鼓動が速くなる。
どくん
どくん
どくん‥──
震える指でメールを開く。
高校の入試の結果が貼り出された時よりも‥
ハルトについた嘘を告白した時よりも‥
ずっとずっと、
ドキドキする。
息が出来ないくらいに、
心臓が壊れてしまうんじゃないかって思うくらいに、
こんなにドキドキするのに、
過呼吸の時とは違うドキドキ‥。
受信メールBOXには‥
《HARUTO》
私が登録したローマ字で綴られたハルトの名前。
ハルトからのメールが来ていた‥
小鳥のさえずりとカーテンから洩れる光で目を覚ます。
朝が来た。
ハルトに想いを送り、
少しだけ心が軽くなって眠りについたけれど‥やっぱり寝不足‥。
今日は月曜日。
学校に行かなきゃ。
きっとマユもヤヨも心配してるよね。
重い体をのんびりと起こすと無意識に携帯に手がのびる。
メール‥
届いてるかな‥?
とたんに胸がざわめきだす。
《新着メール 1件》
どくん───。
鼓動が速くなる。
どくん
どくん
どくん‥──
震える指でメールを開く。
高校の入試の結果が貼り出された時よりも‥
ハルトについた嘘を告白した時よりも‥
ずっとずっと、
ドキドキする。
息が出来ないくらいに、
心臓が壊れてしまうんじゃないかって思うくらいに、
こんなにドキドキするのに、
過呼吸の時とは違うドキドキ‥。
受信メールBOXには‥
《HARUTO》
私が登録したローマ字で綴られたハルトの名前。
ハルトからのメールが来ていた‥