小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
翌日、目が覚めるとかなり暑かった。
隣ではマユが寝息をたててる。
何にも不安のなさそうな、
そんな寝顔だった。
「‥‥はぁ。」
ちっちゃくため息をつくとベッドを抜け出す。
ぼんやりとケータイを手に取った。
不在着信 3件
開くと全部“家”だった。
そういえばマユの家に泊まるって言うの忘れてたっけ‥‥。
───ま、いっか。
私はケータイを閉じるとまたベッドに潜り込んだ。
「‥‥ナッ!」
‥‥ん?
「ナナっ!!起きて〜!」
マユの声に重い瞼を開けると化粧バッチリのかわいらしいマユの顔があった。
「あ‥‥おはよぉ。」
「おはよ!ゴメン!ナナ!これからタケが来るっていうんだけど…いい?」
「‥‥あぁ。うん‥‥帰るね」
私は寝呆けつつそう言うとのろのろとベッドを出た。
「‥‥ゴメンね‥‥あいつ、ちょっと自己チューじゃん?」
隣ではマユが寝息をたててる。
何にも不安のなさそうな、
そんな寝顔だった。
「‥‥はぁ。」
ちっちゃくため息をつくとベッドを抜け出す。
ぼんやりとケータイを手に取った。
不在着信 3件
開くと全部“家”だった。
そういえばマユの家に泊まるって言うの忘れてたっけ‥‥。
───ま、いっか。
私はケータイを閉じるとまたベッドに潜り込んだ。
「‥‥ナッ!」
‥‥ん?
「ナナっ!!起きて〜!」
マユの声に重い瞼を開けると化粧バッチリのかわいらしいマユの顔があった。
「あ‥‥おはよぉ。」
「おはよ!ゴメン!ナナ!これからタケが来るっていうんだけど…いい?」
「‥‥あぁ。うん‥‥帰るね」
私は寝呆けつつそう言うとのろのろとベッドを出た。
「‥‥ゴメンね‥‥あいつ、ちょっと自己チューじゃん?」