小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
サトルの気持ち
打ち上げはたった1時間半しかカラオケにいられなかったこともありあっという間に終わってしまった。
多分1回も歌っていない人もいるはず。
そのくらいあっという間。
私もその歌っていない中のひとりだけど…クラスのみんなに披露するほど歌に自信ないからそれでいいんだけど。
「このあとどーするー!?」
みんな口々に言う。
私はサトルとヤヨと3人でかたまってその成り行きを見守りつつ話をしていた。
マユはタケシとデートだから打ち上げには来ていなかったから。
今日はマユとほとんど話をしていない。
…ヤヨへの告白のことすら知らないかも。
マユも驚いて気になるだろうし。
それを知ってたらきっと打ち上げに少しは顔出しただろうと思う。
「ヤヨはどーするの?」
私はヤヨに聞いた。
ヤヨはさすがにお嬢様だし門限があるわけではないけれどいつもだいたい遅くても9時には帰る。
「やっぱ、帰る?」
「ううん!これからリョウと約束してるから!」
「…!あ!そうなんだ!」
少し面食らって答えるとサトルは嬉しそうに言った。
「初デートかぁ!」
「まぁデートって言うか。リョウのこともっと知りたいし?」
「ふぅ〜ん!」
多分1回も歌っていない人もいるはず。
そのくらいあっという間。
私もその歌っていない中のひとりだけど…クラスのみんなに披露するほど歌に自信ないからそれでいいんだけど。
「このあとどーするー!?」
みんな口々に言う。
私はサトルとヤヨと3人でかたまってその成り行きを見守りつつ話をしていた。
マユはタケシとデートだから打ち上げには来ていなかったから。
今日はマユとほとんど話をしていない。
…ヤヨへの告白のことすら知らないかも。
マユも驚いて気になるだろうし。
それを知ってたらきっと打ち上げに少しは顔出しただろうと思う。
「ヤヨはどーするの?」
私はヤヨに聞いた。
ヤヨはさすがにお嬢様だし門限があるわけではないけれどいつもだいたい遅くても9時には帰る。
「やっぱ、帰る?」
「ううん!これからリョウと約束してるから!」
「…!あ!そうなんだ!」
少し面食らって答えるとサトルは嬉しそうに言った。
「初デートかぁ!」
「まぁデートって言うか。リョウのこともっと知りたいし?」
「ふぅ〜ん!」