小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
いちいちニヤけるサトル。
「あーうるさいッ!もぉ行くね!あんたたちも早く帰りなさいよ?サトル、ナナのことちゃんと送ってってよね!」
お姉さんのようにまくしたてるヤヨ。
「はい!ヤヨ様!お任せくださいませ!」
サトルがふざけて答えるとヤヨは「バーカッ!」と笑った。
「ナナ、またね!」
「うん!またね!」
私の声を背にうけて歩いていくヤヨの後ろ姿。
私は黙って見守る。
一度だけ振り向いたヤヨの顔は影になって見えなかったけれど…。
「お〜い!そこのカポー!」
カポー?
…あぁ!カップルね!
「二次会タグの家でやるけどどーする?」
どうやら二次会は田口くんの家ですることになったらしい。
「どーする?ナナ。」
「うーん…サトルが行くなら行くー!」
「じゃ…行くか!」
「うんっ!」
私たちも田口くんの家にお邪魔することにした。
もう人数は約半分だし女子はほとんど帰ってしまっていたけどサトルがいるし。
男の子の家とかはじめてで少しだけドキドキしてしまう。
おうちの人とか…大丈夫なのかな?
「あーうるさいッ!もぉ行くね!あんたたちも早く帰りなさいよ?サトル、ナナのことちゃんと送ってってよね!」
お姉さんのようにまくしたてるヤヨ。
「はい!ヤヨ様!お任せくださいませ!」
サトルがふざけて答えるとヤヨは「バーカッ!」と笑った。
「ナナ、またね!」
「うん!またね!」
私の声を背にうけて歩いていくヤヨの後ろ姿。
私は黙って見守る。
一度だけ振り向いたヤヨの顔は影になって見えなかったけれど…。
「お〜い!そこのカポー!」
カポー?
…あぁ!カップルね!
「二次会タグの家でやるけどどーする?」
どうやら二次会は田口くんの家ですることになったらしい。
「どーする?ナナ。」
「うーん…サトルが行くなら行くー!」
「じゃ…行くか!」
「うんっ!」
私たちも田口くんの家にお邪魔することにした。
もう人数は約半分だし女子はほとんど帰ってしまっていたけどサトルがいるし。
男の子の家とかはじめてで少しだけドキドキしてしまう。
おうちの人とか…大丈夫なのかな?