小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
それからサトルが来るまで、マユはケータイをいじり(今思えば絶対タケシとの作戦会議!)私は読みかけの小説を読んで過ごした。



「ナナ〜!お待たせ〜!」



サトルが元気よく教室に入ってきた。
サトルからのメールに
【教室にいたよ〜】
そうメールを返してから、ほんの数分後。



「…ってあれッ?マユもいたん?」

サトルがマユに気付く。

「うん!お疲れさん!ちと話あってね〜!」


「「話ッ!?」」


私とサトルはハモってしまった。


「実は…さぁ〜…」





「「ええええええぇ〜〜!!??」」





次のマユの言葉を聞いて、私たちはまたまたハモることになってしまったのだった…。




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