小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
確かにビックリした。
でも
それはハルトが思っているような“ビックリ”じゃない。
突然“死んだらダメだよ”なんてメールがきたから驚いたんじゃ、ない。
死んじゃいたいって思っている、ちょうどその時に“死んだらダメだよ”って言ってくれたから。
だからビックリしたんだよ。
バリアが解けた私の口から素直な言葉がこぼれだす。
「‥‥嬉しかったの。」
「えっ?」
「嬉しかった。‥‥あの時、死んじゃいたいって思ってたから‥‥」
ホントの気持ちをひとに伝えたのはいつぶりだったかな?
あの時、私の声はするすると出てきたよ。
ハルト、あなたに伝えたい思いは今もいっぱいあるのに‥‥伝えられないね。
「ナナ‥‥」
でも
それはハルトが思っているような“ビックリ”じゃない。
突然“死んだらダメだよ”なんてメールがきたから驚いたんじゃ、ない。
死んじゃいたいって思っている、ちょうどその時に“死んだらダメだよ”って言ってくれたから。
だからビックリしたんだよ。
バリアが解けた私の口から素直な言葉がこぼれだす。
「‥‥嬉しかったの。」
「えっ?」
「嬉しかった。‥‥あの時、死んじゃいたいって思ってたから‥‥」
ホントの気持ちをひとに伝えたのはいつぶりだったかな?
あの時、私の声はするすると出てきたよ。
ハルト、あなたに伝えたい思いは今もいっぱいあるのに‥‥伝えられないね。
「ナナ‥‥」