小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
ある夜、目が覚めた。
「…ママ…?」
いないとわかっているはずなのに寝ぼけた私は怯えて探す。
いない…
いない…
ママ…どこ…?
「ママぁ〜!!」
小さな私はお母さんを探し続ける。
きっと…
きっと、お外だ!!
ドアを開けて外に出ようとする。
でもマンションのドアの内カギはとってもかたくて小さな手では開けられない…。
ドアが開かないことで恐怖がつのる。
「ママぁ〜っ!怖いよぉ〜!」
叫んでも
叫んでも
お母さんは、いない。
だって入院しているんだから…。
ちからいっぱいひねりようやく開いたカギ。
指がじんじんした。
外に走り出て、声の限り叫んだ。
「ママ〜!ママ〜!」
結局、マンションのおばさんが私を連れて帰った。
「…ママ…?」
いないとわかっているはずなのに寝ぼけた私は怯えて探す。
いない…
いない…
ママ…どこ…?
「ママぁ〜!!」
小さな私はお母さんを探し続ける。
きっと…
きっと、お外だ!!
ドアを開けて外に出ようとする。
でもマンションのドアの内カギはとってもかたくて小さな手では開けられない…。
ドアが開かないことで恐怖がつのる。
「ママぁ〜っ!怖いよぉ〜!」
叫んでも
叫んでも
お母さんは、いない。
だって入院しているんだから…。
ちからいっぱいひねりようやく開いたカギ。
指がじんじんした。
外に走り出て、声の限り叫んだ。
「ママ〜!ママ〜!」
結局、マンションのおばさんが私を連れて帰った。