小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
カーテンの向こうにボンヤリと光が見えかくれし始めて驚いた。


もしかしてコレ‥太陽の光?

…てことは朝日?


一睡も出来ないで朝を迎えてしまった‥‥。


とりあえず少しは眠らなきゃって思ってベッドに潜り込んではみたものの‥‥
眠れず。


観念してベッドを出ると1階に降りて水を飲んだ。


少しすっきりしたみたい。


“7時に迎えに行くから”


ハルトの言葉が頭をよぎる。

7時か‥‥。


まだ12時間以上ある。

ただ家で待っていたら拷問だ‥‥。



「‥‥映画でも見てくるか!」


独り言を言ってシャワーをあびた。








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