小さな花 〜あなたを愛した幸せな時間〜
そんなどうにもならない思考を繰り返し繰り返し日々過ごしていた。
私の生活からハルトの匂いが消える‥──。
それなのに当たり前のように生活するのが辛かった。
でも確実にハルトは私の生活から消えてしまった。
心の中にはこんなにも大きく居座ってるくせにね‥。
そんなある日。
私はマユとヤヨに誘われ遊園地に来ていた。
「今日は思いっきり叫ぼ〜!!!」
張り切ってるのはマユ。
マユは絶叫系が大好きだ。
「遊ぶんじゃなくて叫ぶんだ?」
少し呆れたようにヤヨが笑う。
「‥観覧車にしない?」
弱気な発言は私。
実は私は絶叫マシーンがまるでダメ。
考えただけで泣きそう‥。
「えぇ〜!マジでぇ〜?楽しいよ−?」
マユが食い下がる。
「マユとヤヨ2人で乗って来てよっ!ね?私そこのベンチで待ってるからさっ!」
本当に怖くて苦手なんだ。
「じゃあ二人で乗っちゃうよっ!乗れば良かったって後で後悔しても知らないよっ!」
「あはは!後悔なんかしないよーっ!」
───でも‥‥この時、マユの言うことを聞いてジェットコースターに乗っていれば良かったのかも知れないね‥。
私の生活からハルトの匂いが消える‥──。
それなのに当たり前のように生活するのが辛かった。
でも確実にハルトは私の生活から消えてしまった。
心の中にはこんなにも大きく居座ってるくせにね‥。
そんなある日。
私はマユとヤヨに誘われ遊園地に来ていた。
「今日は思いっきり叫ぼ〜!!!」
張り切ってるのはマユ。
マユは絶叫系が大好きだ。
「遊ぶんじゃなくて叫ぶんだ?」
少し呆れたようにヤヨが笑う。
「‥観覧車にしない?」
弱気な発言は私。
実は私は絶叫マシーンがまるでダメ。
考えただけで泣きそう‥。
「えぇ〜!マジでぇ〜?楽しいよ−?」
マユが食い下がる。
「マユとヤヨ2人で乗って来てよっ!ね?私そこのベンチで待ってるからさっ!」
本当に怖くて苦手なんだ。
「じゃあ二人で乗っちゃうよっ!乗れば良かったって後で後悔しても知らないよっ!」
「あはは!後悔なんかしないよーっ!」
───でも‥‥この時、マユの言うことを聞いてジェットコースターに乗っていれば良かったのかも知れないね‥。