嘘
圭人くんから返信がきた
「元気元気!最近仕事で忙しかったんだよね
寂しかった?笑
あ!葉月!今度さ、デートしよーよ!」
なんて、言われて
飛び上がる程嬉しくて
一樹の事なんて頭に無かった
私達はデートの約束をした
数日後
私の想いは、完全に圭人くんに向いてしまった
一樹にはどう説明しようかと悩んだが
圭人くんの事を言うのは、辞めた
わざと、返信を遅らしたり
喧嘩を仕向ける方向にしたり
一樹が私を嫌いになるようにした
そうする内に、一樹は私に対して冷たくなり
次第に仲は潰れつつあった
その間にも、私と圭人くんはより一層仲良くなり
お互い両想いだと、認知するほどだった