嘘
第2章
略奪のクリスマス
そんな複雑な気持ちを抱えて
迎えたクリスマス
もう私は朝から浮かれ気分だ
仕事もやがて、終わり
すぐさま家に帰った
お風呂に入り、化粧をして
可愛らしい大人めなワンピースを着た
圭人くんは仕事で少し遅くなるらしく
会ったのは、20時
私の家の近くで待ち合わせをした
ドキドキして、死にそうになった
何も食べていないのに
空腹感でお腹など空かないほど
圭人くんの車に乗り込み
クリスマスデートが始まった