俺様と落ちる恋!!??



冬夜に連れて来られた場所は旧校舎裏だった




「はぁ……ちょっとなに………」







ドンッ





「!?!?」




気付いたら冬夜に壁に押し付けられていた





「昨日何で電話もメールも出ねぇんだよ?」




「何でって…………冬夜が…………」




私が押し黙っていると




「……………ごめん」




「え……」




「未歩の事考えないで菅野といたりして」




「何で振り払わなかったの……」





「あいつ………菅野は俺の親父の取引先の娘で…だから親父に仲良くしろって言われてたんだ。
昨日はそれ知ったばっかで、親父の言うこと聞いてたんだ。」





取引先の娘………?



じゃあ仲良くしなかったら冬夜のお父さん大変な事になるの?



「でも俺にとっては未歩が大事で…………」




「本当に?」



「え?」


「本当に大事って思ってくれてるの?」



「当たり前だろ」



「でも蒼惟ちゃんと仲良くしなかったら冬夜のお父さんの会社大変になるんじゃ………」




「わかんね……
でもお前は気にすんな。大丈夫だから」




そういって冬夜はニコッと笑った




「うん………」




キーンコーンカーンコーン--------




「あ、チャイムなったよ!!」



「ん〜……サボるか。」




「えぇ!?」







そういってまた私の腕を引っ張った




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