俺様と落ちる恋!!??
「本当にごめんなさい……」
蒼惟ちゃんがそう呟くと
冬夜は蒼惟ちゃんの胸ぐらを掴んだ
「お前絶対許せねぇ……」
そう言って冬夜は拳を振り上げた
と、止めなきゃ!!!
「冬夜やめて!!」
「未歩……」
私は冬夜に近づいて腕を押さえた
「やめて……お願い」
「未歩!!どいてろ!!こいつはお前をこんな目に合わせたんだぞ!?
一発でも殴んないと許せねぇ!!」
冬夜……
「もう嫌だよ……早く帰りたい……」
私は冬夜の背中に抱きついた
「………………」
冬夜はゆっくり手をおろした
「もう消えろ……
二度と俺らの前に現れんな…」
「…………ごめんなさい……」
そう言って蒼惟ちゃんは教室から出ていった