俺様と落ちる恋!!??
「……別にいいけど?」
やった!!
「じゃあそれ聞く代わりに、未歩からキスしてよ。」
は?
はあぁぁ!?!?!?
「なんでそうなるのよ!!」
「だってなんか聞きたいんだろ?
交換条件。」
「このわがまま男…」
「あ?なんか言ったか?」
ひぃ!!聞こえてるよ!!
ボソッと言ったつもりなのに!!
「いえ…なんでもございません……」
「ならいい。」
チッ…
私って一生冬夜に勝てないかも…
そんな話をして校門を出ようとした時だった
キキィィィィ───!!!!
えっ!?車の音?
そう言って音がした方を見てみる
え…ちょっと待って…
あの車ってまさか…
そうしてすぐに中から一人の男が出てくる
そして私たちにどんどん近づいてきた
周りでは
「カッコイイ!!」
「誰あれ!?惚れそう!!」
「めっちゃ格好よくね!?」
など聞こえてくる
「ね、ねぇ未歩…まさかあれって…」
真理がそう言ったときにはとっくに予想が確信に変わっていた
なんでこんなとこまで……
「なんでいるのよお兄ちゃん!!」