俺様と落ちる恋!!??

☆☆未歩side☆☆




風がすごい…




そう思って窓に近づいた時だった








ブツッ…!!!






「きゃっ…な、何!?」




突然、部屋の電気とテレビが消えた





嘘…停電!?




暗闇で風の音だけが響く





やだ…怖いって…


私は床にヘタりこむ




「と、冬夜〜…どこ?」



返事がない




「冬夜っ……どこにいるのぉ……怖いよ……」



お化け屋敷みたいに暗いとこ私ダメなのに…






グイッ




「きゃっ!!」




急に腕を掴まれて強制的に立たされた






「ったく…落ち着け。ここにいるっつーの。」



「あ………」






冬夜は片手に懐中電灯を持ってたっていた






「ブレーカーってどこ?」


「えっと…確か玄関…」



「わかった。」



「あ、置いてかないで!!」

無意識に冬夜の腕を掴んでいう



「そんなに怖いの?」



「うん…暗いのって無理…なんか一人みたいで…」





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