過去からのメッセージ
「よっと、あぶねぇな。」





全然痛みを感じなくてそーっと目を開くと、目の前には与一のふくが広がっていた。支えてくれたのだ、与一が。





「平気か?」






「あっ、、ごめん!」




すぐにわれにかえり、与一から離れた。





「ありがとう」




私がそう言うと、与一は私の手を引き、ぎゅっと抱き締めた。これにはなにも言えなかった。というより声にならなかった。ビックリしすぎて、、、。




「、、、はっ、ごめん!!!!!」




与一はなにかを思い出すような声を出した。私をばっとはなすと顔を真っ赤にして後ろを向いた。





「きょ、、今日はありがとう。話せてよかった。じゃーな。」
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