HERO


ああぁ、私…

なんてことを……!


寝てるとはいえ、健もいるこの家で…

雅史の留守をいいことに…



でも…

でも私…


今夜はどうしても藤居くんが恋しかった…

…ていうか、今、だれよりも藤居くんと一緒にいたい!






――――バレなければいいんだ…


最後はそんな結論に達した。


そして、藤居くんにタオルを出そうと、浴室に向かった。

そのとき…!



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