HERO
モゾモゾとベッドから這い出して、階段を降り、リビングへ…
麦茶をとりに、冷蔵庫のドアに手をかけると、ほんの数時間前のぬくもりが身体中に蘇ってくるように感じた。
なんでだか、罪悪感はもうなかった。
ないどころか、
会いたい…
抱きしめられたい…
どうしたら、会えるだろう…
健にもバレないようにするには…
そんなことばかり考えていた。
麦茶をとりに、冷蔵庫のドアに手をかけると、ほんの数時間前のぬくもりが身体中に蘇ってくるように感じた。
なんでだか、罪悪感はもうなかった。
ないどころか、
会いたい…
抱きしめられたい…
どうしたら、会えるだろう…
健にもバレないようにするには…
そんなことばかり考えていた。