貴方がつまらない日々から救ってくれた


ガタッ、

椅子の引く音がした。

「偉いねお昼に勉強なんて。」



「・・・・・」


なにこの人、勝手に軽々しく話しかけて来ないで。


「えー、ちょっと無視?
 じゃあ俺も勉強しよっかな~、」



「こんな広いんですから、もう少し離れた所 でやっていただけますか?」

なんか段々腹立ってきた、


「無理。」


はぁー!


ダメダメ、珍しく向きになってる、

私は由緒正しき財閥の娘。
私は由緒正しき財閥の娘!


我慢しろー、


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