あなたとわたしと、そしてあなたと。
アスランさんに愛されてる時間は一瞬のように感じた。


「はあ…んっ、もっ、やだ…」



初めてなのに、おかしくなりそうなくらいに気持ちよくて、どうすればいいのかもう分からなかった。


優しくしてくれてるのに、切なくなって苦しくなって、涙がこぼれた。



ただ、この人と繋がってると思うと、もうそれだけで幸せだった。


このまま時が止まればいいのに。


明日なんて来なければいいのに。



アスランさんは私の首元に何度もキスマークをつけた。



先生のが、分からないくらいに。


アスランさんのものだという印をつけられた気がして、とても嬉しかった。



先生に対する罪悪感と、アスランさんのことしか考えられない事実に私はただ快感に溺れた。
< 21 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop