あなたとわたしと、そしてあなたと。
事を終えるとさすがにそのままではまずいのでお風呂に入らせてもらうことになった。
そこまでは普通だ。
なぜ私がこんなに緊張してるかというと、
一緒に入ることになったからだ。
改めて明るい電気の下で体を見られるのは恥ずかしいとかそういうレベルじゃないくらいには恥ずかしい。
2人で湯船に浸かる。
私が背中をアスランさんに預けてる体制で、厚い胸板に背中があたって、逞しい腕を前にまわされて、ドキドキする。
あと、すごく良い匂いがする。
大人っぽくて、男らしい匂い。
ドキドキする。
アスランさんは私のうなじに軽く唇をつけると口を開いた。
「痛くなかったかい?無理させちまったかな。」
気遣いの言葉に少し嬉しくなると私は首をアスランさんの方に向けた。
「いえ…最初は痛かったですけど、嬉しさの方が…その…」
この距離だと耳元でアスランさんが喋るから、低くてかっこいい声に毎回ぞくぞくする。
アスランさんは少し怪しげな笑みを浮かべると
「ふーん…気持ちよさそうにしてたもんな。」
と一言。
「や、やめてください…!そ…その…それは、アスランさんのこと、すごく好きで、それにすごく優しくしてくれるから…」
「それに…アスランさんがかっこよすぎるからです…」
私は思ったことをそのまま口にしたのだが予想外の反応で、アスランさんは口元を手で覆って顔を背けた。
照れてるのかな…
「そういうこと言うんじゃねえやい…」
少し赤くなってる。
ちょっと可愛い、なんて思ってしまう。
「はー、もう、何でそんな可愛いこと言うんだ…」
少し困ったように眉を下げると私の頬と頭を持ってキスをする。
固くなってるのがこの体制だと嫌でも分かってしまう。
私がそのことを少し気にしているのに気がつくとアスランさんは
「すまねえ…でも、もうしばらく抱いたりしねえから。」
不覚にも情けない声が出てしまう。
「え…?」
「あ、誤解すんじゃねえよ」
少し焦った声色になると、落ち着いて肩をぽんぽん、としながら話をしてくれる。
「勿論真里愛のこと好きじゃねえとかそんなんじゃねえよ。そうじゃなくて、今回は我慢出来なくて抱いちまったけど本当はこういうこと、しちゃダメだろ?大好きだけど、でもお前さんのことを一番大切にしてえんだ。だから、会うだけで我慢する。」
アスランさんの大人な考えと思いやりに、そして大切にされてる、まるでか弱い女の子になったような気持ちになって、嬉しくなる。
「ありがとうございます…分かりました。その…気持ち変わったりしませんか?お付き合い、してくださるんですか?」
「当たりめえよ。お前さんの人生背負ってやる。」
「私…誰かとお付き合いするの初めてなんです。」
アスランさんは少しびっくりした顔をするとまた照れたように頬をかいた。
「俺が初めてなのかい?嬉しいねえ。」
「絶対…幸せにしてやるから…」
「んっ…」
そう呟くと優しく唇を重ねた。
そこまでは普通だ。
なぜ私がこんなに緊張してるかというと、
一緒に入ることになったからだ。
改めて明るい電気の下で体を見られるのは恥ずかしいとかそういうレベルじゃないくらいには恥ずかしい。
2人で湯船に浸かる。
私が背中をアスランさんに預けてる体制で、厚い胸板に背中があたって、逞しい腕を前にまわされて、ドキドキする。
あと、すごく良い匂いがする。
大人っぽくて、男らしい匂い。
ドキドキする。
アスランさんは私のうなじに軽く唇をつけると口を開いた。
「痛くなかったかい?無理させちまったかな。」
気遣いの言葉に少し嬉しくなると私は首をアスランさんの方に向けた。
「いえ…最初は痛かったですけど、嬉しさの方が…その…」
この距離だと耳元でアスランさんが喋るから、低くてかっこいい声に毎回ぞくぞくする。
アスランさんは少し怪しげな笑みを浮かべると
「ふーん…気持ちよさそうにしてたもんな。」
と一言。
「や、やめてください…!そ…その…それは、アスランさんのこと、すごく好きで、それにすごく優しくしてくれるから…」
「それに…アスランさんがかっこよすぎるからです…」
私は思ったことをそのまま口にしたのだが予想外の反応で、アスランさんは口元を手で覆って顔を背けた。
照れてるのかな…
「そういうこと言うんじゃねえやい…」
少し赤くなってる。
ちょっと可愛い、なんて思ってしまう。
「はー、もう、何でそんな可愛いこと言うんだ…」
少し困ったように眉を下げると私の頬と頭を持ってキスをする。
固くなってるのがこの体制だと嫌でも分かってしまう。
私がそのことを少し気にしているのに気がつくとアスランさんは
「すまねえ…でも、もうしばらく抱いたりしねえから。」
不覚にも情けない声が出てしまう。
「え…?」
「あ、誤解すんじゃねえよ」
少し焦った声色になると、落ち着いて肩をぽんぽん、としながら話をしてくれる。
「勿論真里愛のこと好きじゃねえとかそんなんじゃねえよ。そうじゃなくて、今回は我慢出来なくて抱いちまったけど本当はこういうこと、しちゃダメだろ?大好きだけど、でもお前さんのことを一番大切にしてえんだ。だから、会うだけで我慢する。」
アスランさんの大人な考えと思いやりに、そして大切にされてる、まるでか弱い女の子になったような気持ちになって、嬉しくなる。
「ありがとうございます…分かりました。その…気持ち変わったりしませんか?お付き合い、してくださるんですか?」
「当たりめえよ。お前さんの人生背負ってやる。」
「私…誰かとお付き合いするの初めてなんです。」
アスランさんは少しびっくりした顔をするとまた照れたように頬をかいた。
「俺が初めてなのかい?嬉しいねえ。」
「絶対…幸せにしてやるから…」
「んっ…」
そう呟くと優しく唇を重ねた。