聖少女レイラシルビア THE BATTLE GIRL
「名前は言わなかった」
「言わなかった」
「でも怪しい人ではないと思う。暖かそうな雰囲気で、凄く理性の高そうな感じの人だった。私より背が高くてスタイル抜群だし、ひょっとしたら女神様かもしれないよ」
「どんな会話していたのですか?」
「会話と言うより…、頼まれたって言ったらイイかな?」
「頼まれた?」

 私は女神らしき高貴な女性が語った事を今でも覚えている。

 この地上では既に、グロノス魔族の陰謀による悪の手が伸びており、このままだと人類は支配されてしまう。
< 54 / 126 >

この作品をシェア

pagetop