アメトムチ。
「どー見てもキミはそういうキャラじゃないのに、なんでこんな冒険したわけ?」
「そ、それは・・・」
「言いたくない?だが俺は“関係者”だぞ」
「そぅです、けど・・・」
「さあ、お兄さんに何でも言ってごらん」
「お、オニイサン?」
怪訝な顔で見上げる私に、彼はニッと笑った。
「俺の方がキミより年上ってのは合ってるよな?」
「え、えぇ。たぶん・・」
「だったら、今の俺は、キミの“お兄さん”的なキャラがピッタリかなと。何なら“神父様”でもいいぞ」
「いえいえっ。私、無宗教なので」
「俺も」
・・・なんか、調子狂っちゃうなぁ。
でも、この適度に温かな空気は、とてもありがたい。
私は思い出したように彼にそっと微笑むと、意を決して彼に事の全てを話すことにした。
「そ、それは・・・」
「言いたくない?だが俺は“関係者”だぞ」
「そぅです、けど・・・」
「さあ、お兄さんに何でも言ってごらん」
「お、オニイサン?」
怪訝な顔で見上げる私に、彼はニッと笑った。
「俺の方がキミより年上ってのは合ってるよな?」
「え、えぇ。たぶん・・」
「だったら、今の俺は、キミの“お兄さん”的なキャラがピッタリかなと。何なら“神父様”でもいいぞ」
「いえいえっ。私、無宗教なので」
「俺も」
・・・なんか、調子狂っちゃうなぁ。
でも、この適度に温かな空気は、とてもありがたい。
私は思い出したように彼にそっと微笑むと、意を決して彼に事の全てを話すことにした。