アメトムチ。
「イイ感じのネーミングっしょ?」
「てかこいつは、誰に対してもちゃん付けで呼びたがるから」
「原ちゃん、気づくの遅い」
あぁ、それで上嶋部長のことは“なおちゃん”なのか・・・ってそうじゃないでしょ原知佐子っ!
「でもあなたは技術開発局長ですし、イソノン社長の息子さんですし。勤続年数だって私よりも上の先輩だから・・」
「だから?」
「だからそんなに馴れ馴れしい呼び方はできませんっ!」
「そっか?俺は気にしないんだが。じゃーさ、仕事外では“のの”で。それならいいだろ?」
「だからダメですって言ってるでしょ!」
私が言ったこと聞いてるの?という顔をして、隣の野々瀬局長を見ると・・・またしても彼の顔が近づいた。
なっ・・・今度は何っ!?
「じゃあしゃべっちゃおっかなー」
「ぇ」
「あの時のこと」
「ちょ・・」
「ぜーんぶ」
「てかこいつは、誰に対してもちゃん付けで呼びたがるから」
「原ちゃん、気づくの遅い」
あぁ、それで上嶋部長のことは“なおちゃん”なのか・・・ってそうじゃないでしょ原知佐子っ!
「でもあなたは技術開発局長ですし、イソノン社長の息子さんですし。勤続年数だって私よりも上の先輩だから・・」
「だから?」
「だからそんなに馴れ馴れしい呼び方はできませんっ!」
「そっか?俺は気にしないんだが。じゃーさ、仕事外では“のの”で。それならいいだろ?」
「だからダメですって言ってるでしょ!」
私が言ったこと聞いてるの?という顔をして、隣の野々瀬局長を見ると・・・またしても彼の顔が近づいた。
なっ・・・今度は何っ!?
「じゃあしゃべっちゃおっかなー」
「ぇ」
「あの時のこと」
「ちょ・・」
「ぜーんぶ」