アメトムチ。
「ならもう、いいな?」
「えっ。っと、なにが・・」
「その先。互いに進めたいと思ってたことが分かったんだから・・・」
「・・・ぁ・・・」
き、キス・・・こんないきなり突然な形で初めて唇を・・・!
なんか、「奪われた」って感じは全然なくて、むしろすごく、ロマンチック。
「進めてもいいよな」と、私に確認するように言ってきたののさんに、私はコクコク頷いた後、もしかしたら、暗がりの室内だから彼には見えてないかもしれないと思い至って、すかさず「はぃ」と返事をした。
「よし。じゃあちーちゃん、両手を俺の首に回して」
「え!」
「喉じゃないぞ。首な」
「あ・・はいっ。こんな感じで・・おわわわっ!」
何事も平均的な私は、恐らく体も平均的な重さの30歳女子だと思う。
でも、私を姫抱きにしたののさんは、私から見たらスイスイという音が聞こえそうなくらい軽やかな感じで、私を彼の寝室に誘ってくれた。
「えっ。っと、なにが・・」
「その先。互いに進めたいと思ってたことが分かったんだから・・・」
「・・・ぁ・・・」
き、キス・・・こんないきなり突然な形で初めて唇を・・・!
なんか、「奪われた」って感じは全然なくて、むしろすごく、ロマンチック。
「進めてもいいよな」と、私に確認するように言ってきたののさんに、私はコクコク頷いた後、もしかしたら、暗がりの室内だから彼には見えてないかもしれないと思い至って、すかさず「はぃ」と返事をした。
「よし。じゃあちーちゃん、両手を俺の首に回して」
「え!」
「喉じゃないぞ。首な」
「あ・・はいっ。こんな感じで・・おわわわっ!」
何事も平均的な私は、恐らく体も平均的な重さの30歳女子だと思う。
でも、私を姫抱きにしたののさんは、私から見たらスイスイという音が聞こえそうなくらい軽やかな感じで、私を彼の寝室に誘ってくれた。