アメトムチ。

「・・・え・・・えぇっ！？な・・いきなりそんなっ・・！」
「いやぁ。確かにいきなりだよな。だが俺、ちーちゃんとは結婚したいって、突然思った。と思ったが、実は密かにずっと思ってたのかもしれない。たぶん」
「あ・・・はぁ・・あの。それは、私が初めてだったから？もしかして私は、ののさんと結婚したがってると思って、それで気を使ってそう言ってるとかじゃ・・・」
「ないよ。ちーちゃんがまだ結婚したくないと思うなら、このまま・・・いや、ダメだ。少なくとも同棲は必須っしょ」
「うわわわっ！そ、そんなにっ？ていうか、そこまで進むんですか！？」
「嫌か」
「え？いや？っていうか・・・・・いや、じゃない・・です」
「ほんじゃあ決まり！ヤッホー！」とののさんは叫びながら、私をガバッと抱きしめると、ベッドの上でゴロゴロと転がり出した。