ARISU GAME
「ようこそ!我が城へありす貴女を歓迎しますわ」
女王の威厳に私は怖じ気づく
「………あ、ありがとうございます!女王陛下」
あわててペコリと頭を下げる
ヤバい!見とれてた………!
「そんなにかしこまらなくていいわ。貴女も私と同じこの国に迷いこんだ『アリス』なんですから」
「…は、はい!」
「とはいえ、長い旅路さぞ疲れたことでしょう。今日はゆっくりと我が城で休んでください」
パンパンッ!
女王が手を叩くと側近に
「ありすの部屋を用意しなさい」
と命令した
「かしこまりました。女王陛下」
側近は陛下から離れた
「それでは、どうぞごゆっくり」
そう言うと陛下は謁見の間から出ていった
すると側近が
「それではありす様お部屋へご案内致します」
私は側近と共に謁見の間をあとにした