☆キラキラ星☆
私の体には、無数のアザや切り傷、ヤケドの痕で汚い。
機嫌が悪いと、立てなくなるまで殴ったり、タバコの火を背中に押し付けたりした。
カミソリで私の太ももを切り、自分のストレスを発散させるらしい。
その中でも、洋服で隠れる背中はもっとも酷いらしい。
自分では見えないが、学校のプールの授業で着替える時にクラスの子に、天野さんの背中汚い!っと言われた事がある。
こんな地獄のような生活を続けると、人は壊れるらしい。
笑う。泣く。怒る。
という感情はなくなり、全てを自分の中に隠して生活する。
それが生きる術だから。
でも、そんな私にも、光が見えた。
その光はキラキラと輝き、真っ暗な夜に光る星のようだ。