☆キラキラ星☆
「「出来たよ(ましたよ)っ!」」
伊織と母さんが笑顔で料理を並べていた。
「美味そうだなぁ~」
父さんがニコニコといつもの席に座る。
俺は、伊織の隣に座る。
「「「「いだだきます!」」」」
俺達は談笑しながら楽しい食事を終えた。
「…そろそろ帰りますね……。」
伊織がちぃさな声で帰る事を告げると…
一気に父さんと母さんのテンションが下がる。
まぁ俺もか…。
それを知っている伊織はいつも申し訳ないように、帰る準備を始める。
「気をつけて帰るのよ!」
「またすぐ来なさい。」
っと父さん母さんが玄関で伊織に声をかける。
「…はいっ!また来ます!」
「じゃ、俺送る。」
こんな日でも自宅までは送らせてもらえず、途中までだ。