☆キラキラ星☆
泣いて、叫んで懇願しても止めてはくれなかった。
「ハァ…ハァ…」
「伊織ちゃん…良かったよっ…。…またやろうね!」
とおじさんは身なりを整えて、私の汚れた体の上にお金を置いて行った。
すると母親は、体の上のお金を全部もって部屋を出た。
…ぐっ!
っと胃がせり上がった
急いでトイレへ行き、全てを吐き出した。
体の中にある全て、感情も何もかも無くなった様な気がした…。
「……消えたい……。」
私はお風呂に入体が擦り切れるまで洗った。
脱衣所の鏡に自分の体が映る。
「…穢れてる。」
「汚い体…。」
これ以上、鏡を見ていたくない。
急いで服を着て、自宅を飛び出した。