☆キラキラ星☆
それからは、学校と自宅どちらも地獄。
でも、唯一放課後だけは幸せだった。
呼び出されて遅刻する時や叩かれて顔が赤く腫れて練習を見に行けない日もあったけど、それでもたまに行ける部活は楽しかった。
でもある日…。
「アンタ!背中に汚い傷があるんだって!?」
…え…。
な…なんで…。
目の前が真っ暗になった。
だって体の傷は誰にも知られたくなかった…。
「奏多くん、その汚い傷知ってるのかしら!?」
「!!!!!!」
や…やめて…。
「あら?知らないみたいね…。
彼らから離れないなら、彼らにアンタの背中の写真でも見せよう!」
彼女達は私の制服を無理やり剥ぎ、スマホのカメラで背中を撮り始めた…。