☆キラキラ星☆




家族とのディナーも終わり、新しいギターも父さんから貰い、帰宅する車の中から外をフッと見ると…



……伊織?……



ディナーに行く前に見た光景が、まだそこにあった。



「父さん!車止めて!」


すると、車はキキーッと止まり、奏多は急いで伊織の元へ走った。



「伊織!!!!」



「…え…。奏多く…ん…?どうして?」


彼女の顔を見ると、唇は紫色になり、手も体も震えていた。



「伊織!!いつからここにいるんだよっ!?」


彼女が心配になり、少し大きな声で彼女に詰め寄った。






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