☆キラキラ星☆


「コラ!!奏多!!なんで伊織ちゃんの所で寝てるのよ!?」



「起きなさい!!!!!」



うるせぇ~…



「早くしないと伊織ちゃんが潰れちゃうわよっ!!!」


……バサッ……




「…っ伊織っ!!?」


伊織の存在を確かめて、息をしているか確認してホッとした。


「アンタ!なんでココにいるの!!」


母さんは朝、伊織の様子を見に来てビックリした……。
奏多が伊織ちゃんを抱きしめて今にも潰れそうだったからだ…。


「とりあえず伊織ちゃん大丈夫そうね。フフっ良かったわ~。」


そう言って、母さんは朝ご飯を作りにキッチンへ下りて行った…。



……ガチャ……


「お…奏多…珍しく早いな…!!どうだ?伊織ちゃんの具合は…」


父さんも心配だったんだな。朝一番で伊織の様子を見にくるなんて…」


「…良いみたいだよ…顔色も良いし…」


そうか。そうか。っと言って父さんもリビングへ下りて行った…。


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